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エリー湖諸島(Lake Erie Islands)
島(しま、Island)は、水域に四方を囲まれた陸の中で面積の規模の小さいものをいう。より規模の大きなものは大陸と呼ばれる。 水域に囲まれて隔てられたものを指すことから、他と区別されてまとまったもの全般を示す言葉として地形以外の分野でも使われることがある。
概説地理学的にはオーストラリア大陸以上の面積をもつ陸が大陸に分類され、それ未満の面積のものは島に分類される。この基準によれば面積最大の島はグリーンランドとなる。(世界一の一覧、島の一覧参照)。国土地理院の定義によると、島未満の地形として、暗礁や洗岩、干出岩、水上岩からなる岩礁がある。 1964年9月10日に効力を発揮した領海及び接続水域に関する条約(The Convention on the Territorial Sea and Contiguous Zone, UNCLOS)には島の条件を3つ定めている。すなわち、自然に形成された陸地であること、水に囲まれていること、満潮時に水没しないことである。この定義から外れると領海を形成するために有効な領土ではなくなる。そのため、日本は沖ノ鳥島が波浪による侵食によって満潮時に水没しないように消波ブロックなどを設置している。 日本の地理を対象としている場合、北海道、本州、四国、九州の4島は島とは呼ばない場合もある。しかし、上記の基準からいえば、これら4島を含めて日本の領土は全て島からなっているといえる。 複数の島がまとまって存在するものを諸島、列島、群島などと呼ぶ場合もある。列島は島が列状に並んだもの、群島は塊状に集まったものを指し、諸島はより適用範囲が広いが、はっきりした定義はない。後述するプレート境界の列島を島弧、あるいは弧状列島とも言う。 定義4方位のうち: 海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)第121条では、「島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう」とある。 島の成因
「小大陸」と呼ばれるグリーンランド
海洋に位置する島を成因によって分類すると、大きく三つに分かれる。プレートテクトニクスにより大陸から分離した「小大陸」と見なせる島、陸島、洋島である。「小大陸」の代表例はグリーンランドとマダガスカル島である。 大陸はプリュームによるマントル対流によって、数cm/年程度の速度で移動している。約6億年前の古生代石炭紀に、先行する超大陸が南北に分離した。それぞれ、ゴンドワナ大陸とローラシア大陸と呼ばれる。ゴンドワナ大陸は現在のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、インド亜大陸、南極大陸、オーストラリア大陸、アラビア半島、マダガスカル島を含んでいた。1億6000万年前からゴンドワナ大陸自体も数次にわたって分裂を続けた。7000万年~9000万年前の中生代白亜紀後期の最後の分裂の際、インド亜大陸と分離したのがマダガスカル島である。そのため動植物の分布がアフリカ大陸とは異なっている。 ローラシア大陸は、現在のユーラシア大陸と北アメリカ大陸、グリーンランドを含んでいた。約5000万年前(新生代第三紀)に、グリーンランドは北アメリカ大陸と分離した。 陸島大陸棚に存在する島を陸島という。大陸と陸続きであったが、海進、沈下などの原因により大陸と切り離されたために孤立した陸地である。地質構造や陸上の地形に大陸との類似が見られる。代表例はカリマンタン島、グレートブリテン島と台湾島である。カナダ北部の島々も陸島である。 陸島のうち大陸や他の大きな島に近いものは砂州によって大陸などと陸続きになることがある。これを陸繋島と呼ぶ。 後述するサンゴ礁のみからなる陸島もある。例えばオーストラリア大陸東岸北部に約2000kmにわたって伸びるグレート・バリア・リーフは大陸棚に位置する700個前後の島で発達した堡礁である。 洋島(火山島)大陸棚ではなく、海洋底から直接海面に達している島を洋島という。基本的には火山活動によるが、単純な火山性の島と、火山島などの沈下によって形成されたサンゴ礁に分かれる。 火山島はホットスポット上に位置するものと、プレート境界に分布するものに大別できる。ホットスポットとは下部マントル付近から上部マントルに向かって定常的に熱い物質が上昇している場所のことである。例えばハワイ諸島の場合、約7000万年にわたって、同一のホットスポットが多数の島を生成してきた。古い島は侵食を受け、海面下に海山として残っている。アイスランド島もホットスポット上にある。 プレート境界(沈み込み帯)に位置する島は孤立した火山島のほか、マントル対流の沈み込みによって地殻が盛り上がって生成する場合もある。このような島は弓状に分布することが多く、島弧と呼ぶ。島弧を構成する島が必ず火山島というわけではなく、例えば北海道・本州・九州のように、陸島の中に火山ができている場合もある。 火山島や島弧は太平洋プレートの周辺(環太平洋火山帯)に目立つ。以下に北極側から反時計回りに記す。
このほかにカリブ海東端の小アンティル諸島に属する島、例えばマルチニーク島などは、カリブプレートと北アメリカプレートの沈み込み帯上に位置する火山島である。 洋島(サンゴ礁)サンゴ礁は、刺胞動物門花虫綱に属するサンゴ類と光合成を行う緑藻類や紅藻類といった細胞内の共生藻から成る集合体である。サンゴ礁の主成分は石灰岩(炭酸カルシウム)からできている。石灰岩はサンゴ類の骨格(骨片)のほか、共生藻の分泌物の沈着によって生成する。このため、太陽光が十分透過する水深40m~60mよりも浅い海中でなければサンゴ礁は成長しない。水温も18度前後でなければならない。 サンゴ礁は島の周辺の海岸を取り囲む裾礁(きょしょう)として発生する。代表例は小笠原諸島、奄美諸島、沖縄諸島、先島諸島である。裾礁が形成された後に、中央の島が沈降すると、島の海岸線から数kmはなれた位置にドーナツ型のサンゴ礁からなる陸地が形成される。これを堡礁(ほしょう、バリアリーフ)と呼ぶ。沈降がさらに進むと中央の島は消え、ラグーンと呼ばれる礁湖を取り囲む幅数100m~1km程度のドーナツ型の陸地だけが残る。これを環礁(かんしょう、アトール)と呼ぶ。サンゴ礁自体が成長することから、波による侵食に強く、孤島であっても波浪による侵食に耐える。 サンゴ礁に基づく島にはさまざまなバリエーションがある。サイパン島やグアム島を含むマリアナ諸島や小笠原諸島はプレート境界に位置する火山島とサンゴ礁が複合した裾礁の段階にある。南太平洋に位置するメラネシアやポリネシアでは、堡礁や環礁の段階に達している。東部ミクロネシアに位置するマーシャル諸島共和国の国土は30個弱の環礁だけから成る。 宮古島や石垣島などの先島諸島は裾礁形成後に隆起したため、サンゴ礁段丘や隆起サンゴ礁と呼ばれる特異な地形がよく発達している。 離島・孤島の意義
島の生物島には、特殊な生物相が見られることがよくある。固有種が多く、また、飛べない鳥の出現なども広く見られることである。島の生物の生態についての研究は、島嶼生物学が扱う。 洋島では、漂着する生物が定着する事によって生物相ができることから、両生類や哺乳類を欠くといったような、大陸にくらべて偏った生物相になりやすい。ガラパゴス諸島やハワイ諸島、小笠原諸島などが有名である。 陸島でも、大陸では絶滅した群が生き残っているなど、特殊な生物が見られる例が非常に多い。 地形以外の島
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